新20系がボロく見えて来たw

今現在大阪市営地下鉄の主力車両といえば新20系。御堂筋線で10両編成×18、谷町線で6両編成×28、四つ橋線で6両編成×22、中央線で6両編成×4、千日前線で4両編成×17編成が活躍しています。車両鋼体は、オールステンレス、消費電力が少なく環境にやさしいVVVF制御(GTO素子)、正面が「く」の字型のスタイリッシュな外観の地下鉄ではデザインが一新したものと言えます。また最高速度は、地下鉄線内で70km/h、中央線が乗り入れしている近鉄けいはんな線では最高95km/hで第三軌条集電方式では、日本の中で最高速度となっています。(中央線の新20系4編成のみ)
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近鉄けいはんな線の開業にあわせ谷町線の20系30番台6両編成×9と24系24605F〜24611F(6両編成×7)、{OTS編成}24系50番台6両編成×2の計11編成をトレードして現在に至ります。20系30番台が谷町線→中央線に転属して近鉄けいはんな線対応にワンマン、高速化改造などを行った。(VVVF制御機器やスイッチング素子や内部の機器の更新もおこなわれた。)
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しかし最近は初期車の車両が新造から約20年が経ち、外観の汚れや内装も古く見えます。
大阪市交通局では千日前線の1編成を除く16編成において順次中間更新を行っています。現在では、25607Fと25609Fがリニューアル工事が完了しています。
更新内容・・・・・
01@車体外板の洗浄(未改造の車両と比べてみればかなり綺麗に若返った感じ)
02@座席のバケット化(座席定員変わらず)
03@ドアチャイムの設置
04@つり革増設(出入り口付近)
05@マップ版の路線図の設置
06@情報案内装置の設置
07@ワンマン対応
08@可動式ホーム柵対応
09@車体上部にラインカラーを追加・車両の端に号車番号ステッカーを追加(車椅子マークが貼ってあったところにも。また車椅子マークはガラスに張り替えられています)
10@床クロスが茶色から灰色に変更
11@扉開閉予告灯の設置(真ん中より少しずれたところに)
12@座席中央部に手すりを設置
13@運転台がツーハンドルからワンハンドルへ
14@従来型より加速度がUP・ブレーキが強化された。

これからも新20系は、まだまだ大阪市内を走るでしょう。少なくともあと20年は走ってほしいですね。
★2011.6.7.20:00修正及び追加。